セントランス学校

大手電機メーカーのグループ会社で技術者として約30年間現場で働いてきました。

――簡単に経歴を教えてください。

大学で電子工学を学び、卒業後は大手電機メーカーのグループ会社に入社しました。半導体事業に技術者として配属されたことを皮切りに、約30年間にわたって各種プログラム開発やシステム開発に携わってきました。2017年から、セントランス学校の講師を務めながら求職者の方の支援も行っています。

――どんなことを教えているのですか？

担当しているのは、プログラマーなどのITエンジニアを養成するITコースです。
今はスマートフォンがあれば事足りますので、パソコンを普段使わない人も珍しくありません。そこで、それぞれの理解度に合わせてパソコンの立ち上げ方法やメールの送受信など、今さらヒトには聞けないような基本的なことから教えることもあります。そのうえで、ExcelやWordの使い方やプログラミング言語を学んでいきますので、いきなり就業先に行って不安に思うこともありません。3カ月の研修期間には、国家試験である『ITパスポート試験』を取得する方も多くいます。

多彩な製品・サービスの開発に欠かせない
プログラミングは、決して難しくありません。

――松川先生にとって、プログラマーという仕事の魅力とは？

長年、現場でプログラム開発に携わってきましたが、決して技術的に難易度が高い仕事ではないんですね。極端にいえば、構文にそって地道にやっていけばいいのです。その結果、いろいろなことが実現するところが魅力です。ロボットを動かしたり、さまざまなアプリやゲームを生み出したりできるのも、プログラミング技術の賜物です。

――IT初心者にとっては、プログラミング言語と聞いただけで反射的に拒絶する人もいるのでは？

セントランス学校の生徒さんにも、そういう方は珍しくありません。プログラミングの内容があまり知られていないから無理もありませんよね。プログラミング言語は、アルファベットや記号がずらずらと並んでいるので難解に見えますが、文法を理解すれば非常にシンプルなんです。最近、子ども向けのプログラミング学習が盛んになっていますが、ブロックを感覚的に積み替えるなど、視覚的にわかりやすいツールを使っています。子ども向けだから簡単ということはなく、どちらも仕組みは同じなんですよ。

個々の興味・関心に合わせた学びで「論理的思考力」が自然に身につきます。

――そうしたことをIT初心者に伝えるため、どのような工夫をされていますか？

プログラミングの楽しさを伝えるため、親しみやすい演習を積極的に取り入れています。生徒さんの反応が良いのはやはりゲームですね（笑）。たとえば「列車を駅に停める」という単純なゲームでも、順序どおりにしなければ思い通りに動きませんから、プログラミングの考え方を理解するにはぴったりなんです。この「順序立てて考える」というのが、実はプログラミングでもっとも重要ですし、生徒さんに理解してもらうのに時間がかかります。人によってはゲームの題材を「お金の計算」にするなど、興味・関心に合わせて切り口を変えることもしています。

――ITエンジニアに不可欠といわれる論理的思考力を養うのに最適ですね。

そうなんです！順序立てて考えるクセさえつければ、普段もある程度段取りを考えて生活しているはずなので、すんなりと理解できるようになります。そこまで進めば、あとはプログラミング言語や構文を当てはめるだけで、どんなケースにも対応できるようになります。

就業先に合わせて学習内容をカスタマイズ。
現場で役立つスキルをあたたかく磨きます！

――ITパスポートなどの国家資格は専門学校でも取得できますが、
セントランス学校で学ぶことのメリットは何でしょうか。

専門学校だと学費を払わなければなりませんが、セントランス学校はもちろん不要ですし、逆に、お給料をもらって学べるのはいいですよね（笑）。あとは、実践的な知識や技術が身につくのが大きな特長だと思っています。就業先で携わる業務に合わせて、学習内容をカスタマイズしていますので、現場ですぐに役立ちます。私以外にも、現場での経験豊富な講師がそろっているため、体験談を踏まえたノウハウに触れられるのもメリットではないでしょうか。

私も就職する前は、なんとなく「プログラマーになりたいな」と思っていました。きっと、同じように漠然とIT業界で働きたいと考えていて、でも知識も経験もないからと二の足を踏んでいる人も多いのではないでしょうか。セントランス学校は、予備知識や経験が一切なくても、一人前のITエンジニアになれるところです。お給料をもらいながら勉強ができて、資格も取れます。やる気さえあれば、どんな方でもあたたかくお教えしますので、ぜひお気軽にご応募ください！