現場目線で設計を極める若手技術者
W.S
2020年入社
新卒
電気設計(プラント設備)
S.N
2011年入社
新卒
電気設計(プラント設備)
大学は通信工学を専攻。はんだで溶接して基板を作ったりオシロスコープを用いて測定したりといった、実験が毎週ある授業が印象に残っています。卒業研究は、光ファイバーの曲げによる伝送速度の研究を行いました。授業や、ゼミでの物理学や化学の実験を通じてトライ&エラーを繰り返していた経験が現在も役に立っていると感じます。
入社してからこれまでずっと原子力プラントの電気設計を行っています。具体的には、電気設備に関わる設計図書の修正、遮断器等のリプレイスによる保護協調の確認、設備更新に伴う負荷の容量検討、電気工事に関わる電線管の支持構造物の耐震チェック、電気制御盤の配置検討、電線管ルート検討などです。現場へ出張してプラント内部の現場調査や現地設計対応も経験しました。設計図書は、資料の作成に掛かった時間と同じくらいの時間を掛けて入念にチェックします。いつも何を根拠に設計図書を修正するのか、「なぜ?」を大事に自分の中で問いながら仕事を進めています。分からないことだらけのところから仕事が始まりましたが、周りの方々にたくさん質問をすることでコツコツと知識を身に付けてきました。そうした取り組みからか様々な方に顔を覚えていただいたようで、配属先のお客様からご質問やご相談をいただくことも増えてきました。
幅広くものづくりに携わりたいという思いからセントランスへの入社を決めました。配属先では、セントランスの先輩社員や配属先のお客様、協力会社の方々の横のつながりがあり、食事会やフットサル、スノーボードやバイクなど趣味を通じて交流を深める機会もあります。入社5年目には初めて直属の後輩ができ、後輩の教育に少しでも役立つよう勉強しようと思い立ち、2018年に「第2種電気工事士」、2022年に「第1種電気工事士」に合格しました。先輩から教わってきた技術を、今後、後輩の皆さんへ継承していくことが目標です。